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TotalFlow-Report Operating Manager V1.0.7においてSVFをJava21でご使用のお客様へ

2024年3月 1日
リコージャパン株式会社

お客様各位

拝啓

日頃は弊社システムをご利用いただき、厚くお礼申し上げます。
TotalFlow-Report Operating Manager V1.0.7においてSVFをJava21でご使用頂くことが可能となりましたが、既定の環境設定では下記「1.事象」記載の事象が発生する可能性がございます。
この事象は「2.回避設定手順」記載の環境設定を追加することにより回避することができます。

運用環境においてSVFをJava21でご使用になる場合には、回避設定手順の実施を頂きますようよろしくお願い申し上げます。
敬具

- 記 -


1.事象
・SVF様式ファイルのファイル名に全角文字などのマルチバイト文字が含まれている場合、その文字の文字化けにより様式ファイルオープンエラー(-30)が発生する
・SVF様式ファイルのフィールド名、埋め込み文字に全角文字などのマルチバイト文字が含まれている場合、フィールド部分が印刷されない、文字の文字化けが発生する
・入力CSVファイル内のデータに全角文字などのマルチバイト文字が含まれている場合、当該文字の文字化けが発生する


2.回避設定手順

2.1.TotalFlow-Report Operating ManagerサーバーにてSVF帳票変換を行う場合

(1)取扱説明書に記載の手順に従い、通常の環境構築を完了してください
(2)TotalFlow-Report Operating Managerのサービスを停止してください
(3)初期設定パラメタファイル(bpssrm_serv.ini)を開いてください
 編集は、管理者権限に昇格したエディタ等を使用する必要があります
(4)下記のセクション、キーに値を追加し保存してください
 ・[SVF]セクションでJavaの起動設定を指定している場合
  [SVF]セクションのSVF_JAVA_OPTキーに以下のように値を指定してください

  SVF_JAVA_OPT="-Dfile.encoding=COMPAT"

 ・[RMID_SVF]セクションでJavaの起動設定を指定している場合
  [RMID_SVF]セクションのSVF_JAVA_OPTキーに以下のように値を指定してください

  SVF_JAVA_OPT="-Dfile.encoding=COMPAT"

  ※上記RMIDには初期設定パラメタファイルで指定されたRMIDが入ります
  ※既に指定済みの値がある場合には上記の値もjavaの起動オプションとして追加してください
(5)TotalFlow-Report Operating Managerのサービスを開始してください

以上でTotalFlow-Report Operating Managerの設定は完了です

2.2.負荷分散オプションにてSVF帳票変換を行う場合

(1)取扱説明書に記載の手順に従い、通常の環境構築を完了してください
(2)負荷分散オプションのサービスを停止してください
(3)負荷分散オプションの初期設定パラメタファイル(bpssrm_convserv.ini)を開いてください
 編集は、管理者権限に昇格したエディタ等を使用する必要があります
(4)下記のセクション、キーに値を追加し保存してください
 ・[SVF]セクションでJavaの起動設定を指定している場合
  [SVF]セクションのSVF_JAVA_OPTキーに以下のように値を指定してください

  SVF_JAVA_OPT="-Dfile.encoding=COMPAT"

 ・[RMID_SVF]セクションでJavaの起動設定を指定している場合
  [RMID_SVF]セクションのSVF_JAVA_OPTキーに以下のように値を指定してください

  SVF_JAVA_OPT="-Dfile.encoding=COMPAT"

  ※上記RMIDには初期設定パラメタファイルで指定されたRMIDが入ります
  ※既に指定済みの値がある場合には上記の値もjavaの起動オプションとして追加してください
(5)負荷分散オプションのサービスを開始してください

以上で負荷分散オプションの設定は完了です


以上、よろしくお願い申し上げます。

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